H28年、29年は各地の屋外広告物条例の改正が多くあり、お客様から内容についての問い合わせを受けることがあります。
直近では、例えば長野県の屋外広告物条例及び規則が一部改正され、H29.10.1より施行されます。
この改正により、屋外広告物の管理者等に定期な点検が義務づけられ、屋外広告物の設置許可の更新時には点検結果の報告書の添付が必要となります。
これは、国交省の「屋外広告物条例ガイドライン」の改正に対応したものですので、全国の自治体が順次それぞれの屋外広告物条例を改正しているという状況です。
また、それ以外にも、屋外広告物の管理者の設置義務の追加や、管理者の資格要件の追加・変更などの改正が各条例でなされています。中には管理者の資格から従来認めていた屋外広告物講習会修了者をはずす条例改正も複数見受けられます。管理者の設置義務、その資格要件は各条例によって異なりますので、広告物の設置場所ごとに確認が必要です。
一方で、屋外広告業登録における業務主任者の資格要件は各条例でほとんど差はありません。屋外広告物講習会修了者の資格はどこの条例でも業務主任者の資格として認められておりますのでご安心ください。